手術室看護師のイメージは皆さんどのようにお持ちでしょうか?ピリピリした感じ?それとも、バリバリ仕事をこなしている感じ?実際に働いてみないと手術室看護師についてわからないことが沢山あると思います。
実際には手術室看護師はどのような仕事をこなしているのでしょうか?手術室看護師についてお話ししてこうと思います。
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手術室看護師の仕事内容と求められる能力は?
手術室看護師とは、病院の手術室に所属して”手術する患者さんのケアやサポートをする看護師のこと”です。看護師免許以外に特別に必要な資格はないので、看護師免許があれば誰にでもなるチャンスはあります。
ただ、手術室に勤務する看護師さんの仕事や勤務形態は他の病棟や外来に勤務する看護師さんとは異なる部分が多くあります。手術室看護師になってからこんなはずじゃなかった…と後悔しないように手術室看護師について理解を深めましょう。
引用:https://kangobu.com/operating-nurse-723
手術室看護師の仕事は大きく分けて直接介助である器械だしと間接介助である外回りの2種類です。
器械だし
まず器械だしとは、手術がスムーズに進むように器械を医師に手渡します。ただ、器械を出せばいいというわけではありません。手術の前には、機材がきちん滅菌された状態で置かれているか確認します。そして、手術前には滅菌方法に基づいて手洗いやガウンの着用と手袋を装着します。手術前に機材の定数が合っているのか、破損などはないかも確認します。
手術中には、医師がスムーズに手術ができるように、視野の確保や器械出し、必要な物品などがある場合は外回りの看護師に指示を出したりもします。同じ手術であっても、医師によって段取りや機材が違ってきます。ですので、医師によっての手順もきちんと把握しなければいけません。
手術後にはスタンダードプリコーションに基づいて機材の片付けを行います。
間接介助
次に間接介助ですが器械だし以外の業務をこなします。例えば、手術前日には術前訪問といい手術を行う患者さんのもとへ訪問します。そして、患者さんの確認と不安や疑問に思う事はないか確認し、不安がある場合は少しでも解決できるよう声かけし、疑問に対しては疑問がなくなるようにアドバイスします。
手術当日には手術の内容確認と手術室入り口で病棟看護師からの申し送りと患者の確認を行います。術中には、患者さんの状態を観察します。例えば、出血量の確認などの観察の他に術中の記録、他の職種との連携を図る事が仕事内容です。
術後には、患者さんの退室準備と病棟看護師への申し送りをします。そおして、手術翌日以降に術後訪問といい、手術後の患者さんの状態を観察しにいきます。
手術室看護師と聞けば、器械だしだけが仕事内容だと思いがちですが、外回りという仕事もあるのです。
手術室看護師のお給料(年収)はどれくらい?
手術室看護師の場合のお給料はいくらくらいだと思いますか?病棟看護師の平均年収が481万円に対して手術室看護は年収が483万円となっています。少しだけ、手術室看護師の方がお給料は少しいいですがほとんど変わりません。その理由は、病棟勤務の場合夜勤はありますが、手術室看護師は基本的に夜勤はありません。
ですが手術室看護師は日勤だけではなく待機があるので待機手当、そして危険手当、手術手当などが加算されてこの年収になるのです。
手術室看護師のメリットとデメリットは?
手術室看護師になるにはメリットとデメリットがあります。
手術室看護師のメリット
まず、メリットからです1つめは、土日の休みが取得する事ができる事です。病棟勤務の場合は、シフト制ですので夜勤行わなければいけませんが、手術室看護師の場合、待機はありますが夜勤はありません。
また、時に緊急手術を行う事はありますが、基本的には土日は手術を行いません。2つめは、専門的なスキルを身につける事ができます。
手術室看護師は、専門的な分野ですので他の診療科では学ぶ事のできない専門的なスキルを身につける事ができます。
手術室看護師のデメリット
次にデメリットです。夜勤や土日の勤務は基本的にありませんが、待機しなければいけない日があります。その日は、いつ呼ばれるか解りませんので休みの日ではありますが遠出はできませんし、飲酒もしてはいけません。
2つめは、医師から怒られる事が多い事です。医師にとって手術するのは神経がピリピリする事です。そのため、些細な事でも苛立ち看護師に対して怒鳴るということもよくあります。
3つめは、手術は生命に直接的に関わる事です。そのため、些細なミスでも患者さんの生命を危機にさらす事もあるので細心の注意を払って看護をしなければいけません。
ネット上の声
手術室(通称オペ場)では医師や看護師の好きな音楽をかけていることがよくある。 #医療現場あるある
— 医大生の情報発信拠点 趣味用bot (@medicalchiefile) 2015, 12月 27
手術室の前で看護師さんに「ここでお別れです」って言われて縁起でもねえと思った(^ω^≡^ω^)
— 基維ひなた1/10大阪も52b (@Hinata_Motthi) 2015, 12月 25
双子だったから手術室にいる人も全部2人づつ付いてくれてて、人がたくさんいたなあ笑 センセー、看護師さん、助産師さん、小児科医が2人づつと麻酔科医、どっかの大学の研修医← 術前に囲まれてみんなから挨拶されて、おぉ..ってなったな..
— えり (@eri__xoxo) 2015, 12月 18
病室から手術室に移動して麻酔まで、看護師さんの明るく頼もしく優しい声かけにどれだけ救われたことか。
— しろにゃんこ (@fufumim) 2015, 12月 10
ガーゼカウント時、出血を多量に吸い込んだガーゼは1枚かのように見せて実は2.3枚がぎっしりくっついていて剥がすの大変。
— 手術室:オペナースあるある (@machonma) 2015, 10月 23
「このオペの時この先生はこの器械を使いたがる」という個別性をしっかり押さえ、次回からは事前に準備をしておくと一気に気に入られる。
— 手術室:オペナースあるある (@machonma) 2015, 9月 20
常々カッコいいと思ってたDr.のフルフェイスが残念だった時の勝手なガッカリ感。
— 手術室:オペナースあるある (@machonma) 2015, 7月 25
器械出し看護師は不潔野のものを足でよけるようになる。気付いた時には足癖が悪くなっている。 <<匿名希望さんからの投稿
— 手術室:オペナースあるある (@machonma) 2015, 7月 1
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