院内トリアージの役割と救急ナースの役割

救急外来で勤務している看護師の方はトリアージを知っている方がほとんどだと思います。ですが、その他の部署で働く看護師にとってトリアージはあまり、馴染みはありません。トリアージをする役割や看護師はどうすれば良いのか解らない方も多いと思いますので、お話ししていこうと思います。

院内トリアージってなに?

トリアージとは、大きな事故や災害が起こり、同時に多くの患者が出た場合、生命の危機状態を把握し手当の優先順位をつける事です。0からⅢの4段階で評価します。

  • 0は、黒色で死亡している、もしくは救急不可能な状態。
  • Ⅰは、赤色で生命の危機状態で重篤な場合、最も早い処置が必要な状態。
  • Ⅱは、黄色でいますぐに処置が必要でないが、処置が必要な状態。
  • Ⅲは、緑色で軽症な状態。
  • なぜトリアージが必要?

    トリアージがなぜ必要なのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。それは、少しでも多くの命を助けるためです。命を助けるのであれば、順番にどんどん処置をしていけばいいんじゃないの?と思う方もいると思います。ですが、その処置をしていく事を優先順位の高い方からしていく事で生命の危機状態の方を助ける事ができます。

    大事故や災害が起こった場合、軽症から重症の患者がいます。軽症の患者は処置の時間が多少後になっても助かることははあできますし、傷の手当であれば医師ではなく看護師が行うことができます。ですがOPEが必要な場合は看護師ではなく医師が必要です。重症患者を医師に治療してもらうためにも、トリアージは重要な役割があるのです。

    どんな時にトリアージを活用するの

    トリアージを活用するのは、大きな事故や災害が起こった時です。日本では、阪神大震災を機に標準のトリアージタッグ開発されその後の、震災や災害で活用されるようになりました。阪神大震災で多くの方を助けることが出来なかったことが教訓となったのです。災害は、地震だけではなく水災などもありますし、工場などの爆発などの大規模災害や大事故の時に活用します。

    院内トリアージを判断すのは医師だけではないの?

    院内トリアージの判断を行うのは、トリアージリーダーが行います。このトリアージリーダーは、誰が行うか決まっており医師です。ですが、この医師が不在の場合、違う医師が行います。その医師も不在の場合は、トリアージの研修を積んだ看護師位が行うこともあります。

    救急ナースに求める院内トリアージの役割って?

    救急外来にくる、多くの患者の中でも、重傷度や緊急性の高い患者を見つけ、早急に対応するのが救急ナースの役割です。患者自身が「大丈夫です」と言っていても、急変する可能性がある方や、早急に処置をおこなわなければいけない患者を見つけ出すのは、救急ナースにとって重症な役割です。

    救急ナースの誰もが院内トリアージを判断するの?

    救急外来に勤務する看護師全員が院内トリアージを判断しなければいけないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しなければいけないと思うと、救急外来に勤務したいと思ってもプレッシャーですよね。院内トリアージを判断するのは基本的には医師です。医師がいない場合に、看護師が判断することもありますが、トリアージナースになるためには救急での経験を豊富に積み、そして、トリアージの研修を受けている者にしか行うことはできません。

    どうしたらトリアージナースになれるの?

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    トリアージナースになるためには、救命救急や救急外来で最低でも3年の危険が必要です。トリアージナースになりたいと思っている方は、きちんとした教育制度を設けている病院で働くことをお勧めします。そして、3年以上の経験を積んだのちに、トリアージナースの教育や研修を受けなければいけません。トリアージナースになるためには、知識だけではなく技術も必要ですので、様々な経験が必要です。

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