自己免疫疾患の看護計画

自己免疫疾患疾患とは、一体どのような病気なのか?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
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引用:http://www.3bs.jp/

自己免疫疾患とは免疫システムが正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気です。

自己免疫疾患はさまざまな原因で起こります。
症状は、自己免疫疾患の種類と体の中で攻撃を受ける部位によって異なります。
診断を確定するには血液検査をいくつか実施する必要があります。
免疫システムを抑制する薬剤で治療します。
免疫システムは何らかの物質を異物または危険な物質であると認識すると、その物質から体を守ろうとします(免疫システムのしくみと働き: 認識を参照)。このような物質には微生物、サナダムシなどの寄生虫、癌細胞がありますが、このほかに移植された臓器と組織を異物と認識してしまうこともあります。免疫反応を引き起こす物質は抗原と呼ばれます。抗原は細菌、ウイルス、癌細胞などの細胞の中や、表面に存在する分子です。花粉や食物の分子などは、それ自体が抗原となります。

抗原は人間の組織の細胞にも存在します。通常であれば免疫システムは異物や危険な物質に対してだけ反応し、自己の組織の抗原には反応しません。しかし免疫システムが正常に機能しなくなると、自己の組織を異物と認識して、自己抗体と呼ばれる抗体や免疫細胞を産生して特定の細胞や組織を標的にして攻撃します。この反応を自己免疫反応と呼び、炎症と組織の損傷を引き起こします。こうした反応は自己免疫疾患の症状である場合がありますが、作られる自己抗体の量がごく少量であれば自己免疫疾患は起こりません。
引用:http://merckmanuals.jp/home/免疫の病気/自己免疫疾患/自己免疫疾患.html

では、全身性エリテマトーデスの患者さんを例にあげて看護計画を立案していこうと思います。
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引用:http://vaccine.luna-organic.org/

自己免疫疾患の看護計画。まずは看護過程

看護過程を行う際に、まずは患者さんについての情報収集を行います。情報収集をするのは当たり前だしと思っている方もいらっしゃると思います。情報収集する際には、疾患をしっかり理解した上で行わなければいけません。

全身性エリテマトーデスの患者さんの場合ですが、既往歴・職業・家族構成・性格・嗜好品・入院期間・現病歴・検査データ・症状・バイタル測定・治療方針・病気に対する認識は最低でも押さえておきたいポイントです。

次に行うのがアセスメント

情報収集を行ったあとは、アセスメントを行います。アセスメントを行う際の注意点としては、得た情報を元に起こる可能性のある問題や今起こっている問題を考える事です。

全身性エリテマトーデスの患者さんの場合で、よくある問題点としては、炎症と痛み、易感染状態、不安感や絶望感といった内容です。全身性エリテマトーデスは、全身の炎症疾患である事から他臓器に炎症を及ぼす可能性のある疾患です。ですので、炎症を最小限に抑える事を考え得なければいけません。

また免疫機能が低下している事から易感染状態であるともいえます。ですので、感染予防を考慮していく事も重要です。

そして、全身性エリテマトーデスは、若い女性が発症する事が多いです。そのため、結婚・妊娠・出産に対する不安や病気を受け入れる事ができずに抑うつ状態になる可能性があります。

最後に行うのが看護計画

アセスメントを行ったあとは、看護計画を立案します。看護計画を立案する際にまず行うのが、看護問題をあげます。全身性エリテマトーデスの患者さんの場合に、1番問題となりやすいのが症状の出現に伴う身体的な苦痛です。ですので、苦痛を緩和し感染予防に努めるなければいけません。

そのためには、全身状態の観察、検査データや症状の有無や程度の観察をこまめに観察する必要があります。また、ケア項目としては、全身の清潔を保ち、ベット周囲の環境を整え、感染予防に努めます。

最後に、教育項目としては無理をしないように説明し何か問題があれば看護師に伝えてもらうように説明します。また、感染予防の必要性や方法を説明し理解してもらう事も大切です。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。少しは自己免疫疾患について理解していただけたでしょうか。自己免疫疾患の患者さんは、易感染状態になり、感染症を併発する場合があります。ですので、病気の理解だけではなく、感染予防にも力を入れる事が必要です。

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