内分泌・代謝疾患の看護計画

内分泌や代謝疾患と聞くと難しく、ややこしそうなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。ですが、内分泌や代謝疾患をきちんと習得しておくことは、他の診療科を学ぶにあたって重要です。

その理由は、内分泌や代謝は全身の組織や臓器を動かす際に大きな影響を及ぼしているからです。では、内分泌・代謝疾患の看護計画についてお話ししていこうと思います。

内分泌・代謝疾患患者の特徴は?

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引用:https://nurseful.jp/

内分泌や代謝疾患ときくと皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

 内分泌代謝疾患は、ホルモンを作る内分泌臓器の障害により、ホルモン分泌の異常(増加又は低下)が起こった状態か、 またはそのホルモンが作用する対象臓器の異常(ホルモン受容体やホルモン情報伝達の障害)により、ホルモン作用の異常が起こった状態なのです。 内分泌代謝疾患の中には糖尿病や高脂血症の様に患者数の多い疾患から、これまで原因不明の精神疾患(ノイローゼやうつ傾向など)として放置 されてきた希な疾患まで様々な疾患が含まれます。それ故、内分泌代謝疾患を正確に診断し、治療することは非常に重要です。

内分泌臓器に対応する主な疾患名を下記に列記してみましょう(ここで述べるのは、ほんの一部の疾患名であり、詳しくは内分泌代謝科専門医師に聞いて下さい)。
1.  脳視床下部・下垂体 (低身長症、先端巨大症、乳汁漏出症など)
2.  甲状腺 (バセドウ病、甲状腺機能低下症など)
3.  副甲状腺 (高カルシウム血症、骨粗しょう症など)
4.  膵臓 (糖尿病など)
5.  副腎 (高血圧症、低血圧症など)
6.  卵巣・精巣 (インポテンツ、無月経、不妊など)
7.  心臓 (心不全など)
8 . 肝臓 (糖代謝異常など)
9.  腎臓 (貧血など)
10. 脂肪 (肥満症、糖脂質異常など)

引用:
https://square.umin.ac.jp/endocrine/ippan_jesoc/index.html

では、内分泌代謝疾患の看護計画についてお話ししていこうと思います。
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引用:http://kangoshi-mametishiki01.info/

内分泌代謝疾患の看護計画。まずは、看護過程

看護過程を展開して!とよく言われますが、看護過程を展開するためまずは情報収集をいます。情報収集を行うのであれば、患者さんの情報を得れば良いのでしょ?と思う方も多いですが、実は診療科や疾患によって押さえておきたいポイントは違ってきます。

では、内分泌代謝疾患の患者さんの場合どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。

2型糖尿病患者さんを例に挙げて説明していこうと思います。必要な情報は、患者名・性別・年齢・家族構成・主訴・既往歴・現病歴・家族の病歴・現病歴・検査所見・食事や生活習慣・嗜好品・身長・体重といった内容は最低でも必要となってきます。

このような情報を得ておかなければ、この後に行うアセスメントや看護計画を行うことが難しくなってきます。

次に行うのがアセスメント

アセスメントを行うには先ほど行った情報が重要で、この情報を元にアセスメントを行っていきます。先ほどの情報収集の内容を見るとなぜ家族の病歴や身長・体重などを得ておかなければいけないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

糖尿病にはいくつか種類が分かれており、どのタイプの糖尿病であるかで治療方法や日常生活で気をつけなければいけない点が変わってきます。また、患者自身が病気を理解した上で指導を行っていかなければ病状を維持もしくは改善することが難しくなっていきます。

2型糖尿病患者さんのアセスメントをする際のポイントとしては、薬物療法を行えているか、生活習慣が整っているのか、栄養状態はバランスよく取れているのかといったことを押さえ、そして起こる可能性のある事を問題点としてあげます。

最後に行うのが看護計画

看護計画を行うのは、患者さん自身が病気に対して抱える問題を解決するために立案します。2型糖尿病患者さんの場合でよくある問題です。問題となるのが非効果的な治療計画管理の可能性です。この問題が起こる関連因子としては摂取カロリーの摂り過ぎ、きちんと医療機関を受診し治療を行っていないということが予測されます。

では、この問題を解決するためにはどうすれば良いのか?まずは、病気に対しての理解を深めてっもらう必要があります。糖尿病患者さんの場合、病気に対しての理解がないため、生活習慣を見直す必要性をあまり感じず今まで通りの生活を送る方が多いです。ですが、このような生活を送り続けることは、合併症を併発するリスクも高くなり、場合によっては死に至る場合もあります。

ですので、カロリーの高いものを控えバランスよくとれる食事方法を指導し、そして日常生活で気をつけなければいけない事を指導していくことがとても大切なのです。

まとめ

内分泌・代謝疾患の患者さんの看護計画について少しは理解していただけたでしょうか?ピンとこないと思った方も多いと思いますが、実は、糖尿病やホルモン異常といった病気が内分泌内代謝疾患です。

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この内分泌・代謝疾患の患者さんの看護計画を立案する上で大切なのが、患者さんの日常生活習慣を理解しそして、改善すべき点を指導していくことです。

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