皮膚疾患の看護計画

看護計画を立てるのはとても大変ですよね。特に皮膚疾患は、特徴的な疾患ですし専門的な知識がないと解りづらい疾患でもあります。

では、皮膚疾患の看護計画についてお話ししていこうと思いいます。

皮膚疾患の及ぼす影響とは?

皮膚疾患と聞けば、湿疹や掻痒感などの症状があるのは解るけど、疾患としての病名はピンとこない方も多いではないでしょうか?

ですが、皮膚に影響を及ぼす因子は様々なものが疾患名としてもたくさんあるのです。

例えば、表在生皮膚疾患では皮膚炎やあ蕁麻疹、水泡症や薬疹などがありますし、真皮
皮下脂肪組織や皮膚付属器の疾患としては脱毛症や肉芽種症など、物理・化学的皮膚障害では
光線性皮膚疾患では火傷や凍傷など、腫瘍や色素異常症や微生物・動物が関与する疾患では、ハンセン病や真菌感染症など、内臓疾患に伴う病変としては代謝異常症やエリテマトーデスなどがあります。

皮膚に及ぼす影響としては、加齢による皮膚障害、環境によるもの、生活習慣による影響、など体の中からと外からの物があります。

これを踏まえて看護計画を考えていく必要があります。

皮膚疾患の看護計画を立てるために、まずは看護過程をする

看護計画を立てるためにはまず、看護過程をします。といっても、看護過程をするためには、まず何から手をつければ良いのか解らないと言う方もいらっしゃるかと思います。

看護過程をするためには、まず情報収集を行います。皮膚疾患の要因は、皮膚が原発とす疾患と、全身もしくは内臓の疾患があります。

疾患名につきましては、医師が診断しますので看護師は診断しません。看護師の役割としては、患者さんのもつ苦痛や不安を緩和することですので、その苦痛や不安を取り除くように看護していく必要があります。

皮膚疾患の症状は、発疹や、掻痒感や頭痛、落屑や分泌物、悪臭などがありますが、病状や環境、そして体調などによって度合いが変わってきます。

また、現病歴である皮膚疾患の症状だけではなく、疾患に対する病状やその他の全身状態や主訴、栄養状態、排泄状態、既往歴、嗜好品や家族構成や経済的背景、職業など、その人の取り巻く環境である全てと全身の情報得なければいけません。

この情報をもとに、次はアセスメントをしていきます。

アセスメントとは、患者さんの情報をもとに、現在起こっている問題もしくは今後起こる可能性がある問題を予測していきます。

例えば、掻痒感と一言で言っても様々なものがあります。掻痒感の起こす原因としては、物理的な刺激、化学的な刺激、そして不安や興奮などによって増強します。

ですので、掻痒感が増強しているのは、衣服や食事、室温や湿度などの環境は問題ないか、薬などの治療方法が合っているのか、掻痒感によって日常生活動作が妨げられていないかを考えなければいけません。

そして、症状や状態によっては、心理的苦痛や不安を与えたり社会生活の変化を余儀なくされる場合もあります。

この苦痛や不安は、精神的な負担も大きく症状をさらに悪化させる可能性もあります。そのため、アセスメントの次におこなう看護計画を立てるためにも大切なのです。

皮膚疾患の看護計画を考える

看護計画とは、どういったものでしょうか?看護計画とは、看護過程、アセスメントを行った上で、患者さん自身が抱える問題を解決するために立てる計画のことを看護計画と言います。

皮膚疾患の看護計画を立案するためにはどのようなことが、患者さんに苦痛や不快、不安を与えているのかを考えなければいけません。

例えば、掻痒感のある患者さんの看護計画ですが、問題点としては、「掻痒感による不眠を解消する」とします。

例えばO-Pには、バイタル測定を始めとする全身状態の観察、主訴、掻痒感の程度、掻痒感の部位、発疹などの有無で、浸出液などの有無と程度、精神状態、睡眠の状態、環境、食事や排泄状況などを細かく観察します。

次にC-Pでは、掻痒感の誘発される因子を除去するためのプランを作成します。例えば、室温や湿度の調整、保清、掻痒感による掻破しないように爪切りや、クーリング止痒薬を使用するなどです。

最後にE-Pでは、掻痒感を増強させない方法と、安眠できる方法を指導していきます。
例えば、激しい運動やアルコール、香辛料などの刺激物による摂取などを行わないように指導する。掻痒感が増強した時、掻破しないようにクーリングや清拭を行うなどする。などです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皮膚疾患の場合、その症状が起こる因子は病的なものだけではなく、精神的なものや環境でもお左右されます。また、看護の方法によってこの症状は緩和することが可能ですので、看護師の腕の見せれる現場とも言えます。

【PR】まだ登録してない看護師さんは登録しておきましょう!

njb

辛いとき、仕事を辞めたいなと思ったとき

「転職で勤務地を変える」という選択肢は

その気が無くてもアナタを楽にしてくれますよ。

 >> 一番多くの看護師が登録しているナースだけの求人サイトに登録してみる!

 ↓記事本文にもどる↓ 

苦痛や不快を緩和するために、患者さんのことを考えた看護計画を立案してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加