女性生殖器・婦人科疾患の看護計画

女性生殖器や婦人科は、専門的な分野であるため、婦人科や産科での経験がないと馴染みがないと言う方も多いのではないでしょうか?

また、生殖器だからこそプライバシーの保護や羞恥心にも細心の注意を払ったうえで看護をこなうことが大切です。

では、女性生殖器や婦人科の看護計画についてお話ししていこうと思います。

女性生殖器や婦人科の特徴は?

どの診療科でも看護師の存在は必要不可欠であり、産婦人科も例外ではありません。

他の診療科と比べると少し特殊な環境にあり、診察や治療・手術の他に「分娩」が伴い助産師という有資格者も携わっています。

また、女性患者のみを診察対象としていたり幅広い年齢層の患者が診察に訪れたりする点は、この診療科の特徴でもあります。

他の診療科に比べると著しく競争率が高いということは少ないものの、「ずっとここで働きたいと思っていた」というような人が多く集まる傾向にある診療科です。

実際に勤務する看護師や助産師の中にもこのような人は多く、ここで働くことを目標にやる気を持って働いている人が多いので、離職率もそれほど高くありません。

女性患者のみが利用できる診療科であることもありそこで働く職員にも女性が多く、職場によっては医師を含めて全員が女性であるクリニックなども増えてきています。

引用:http://dekiru-kangoshi.com/kind-of-work/kamoku/sanhujinka/1050/

女性生殖器というデリケートな診療科であるからこそ、疾患についてだけではなく羞恥心やプライバシーなど精神面に関しても注意を払う事が必要です。

では、女性生殖器・婦人科のの看護計画についてお話ししていこうと思います。

女性生殖器・婦人科の看護過程

看護過程を行うには、情報収集を行わなければいけません。でも、婦人科の経験もないしどのような情報を得れば良いのか解らない方も多いかと思います。

婦人科の情報収集で押さえておきたいポイントを説明していこうと思います。では、卵巣癌患者さんを例に挙げて説明していこうと思います。

情報を得ておかなければいけない項目は、現病歴・既往歴・主訴・嗜好品の有無・使用薬剤
・輸血歴・栄養状態・排泄状態・日常生活動作・睡眠状況・認知、知覚障害の有無・病気に対する認識・社会的役割・生殖機能について(月経やセックス)・精神的な負担・価値観信仰です。

こんなにも様々な情報を得ておかなければいけないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、疾患についてだけではなく精神的なフォローや、退院後の生活についても考慮したうえでの看護が必要ですので細かな情報を得ておく事が大切です。

看護過程の次はアセスメント

女性生殖器・婦人科のアセスメントを行う際には注意点があります。それは、症状だけではなく年齢によっても原因が違ってきます。ですので、成長過程や家庭環境、年齢を踏まえた上でアセスメントしてください。

また、疾患だけのアセスメントだけではなく、社会的や精神面でのアセスメントも重要です。女性生殖器の疾患によっては、生殖機能を失わなければいけない場合もあります。そうなると、精神的な負担もはかり知れません。

そして、治療を終了した後の日常生活ですが、年齢によっても違ってきます。例えば、子育て世代の場合、肉体的・精神的な負担も考慮していく必要があります。また、10代には違った日常生活が待っています。

ですので、個々の年齢に合わせたアセスメントを考えることも大切です。

アセスメントの次は看護計画

アセスメントをした後には看護計画を立案します。看護計画を立案する目的は、患者さんが抱えている問題、もしくは今後起こりえる問題を解決するためです。

では、卵巣癌患者さんを例に挙げて説明していきます。看護目標は、術後合併症を起こさず順調に回復する事ができる。

問題点として、術後の創部痛がある。O-Pは、バイタル測定、疼痛の部位や程度、客観的・主観的症状、疼痛が起こり得る誘因、創部の状態、鎮痛剤の使用状況。

C-Pでは、疼痛を緩和するための体位の工夫、ドレーン類の位置が適切に固定されている確認し必要な場合は固定をする、全身の保清、トイレ介助、移乗介助、薬物管理です。

E-Pでは、疼痛のある場合は、報告してもらうように説明する、入院生活の予定を説明する、創部に負担をかけないように体動方法を説明する、です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?少しは、女性生殖器・婦人科の看護計画について理解していただけたでしょうか。女性生殖器の場合、疾患について目を向けるだけではなく、年齢や生活歴を考慮したうえでのアセスメントが重要です。

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また、プライバシーなどの精神面にも目を向けた看護を行う事お大切です。

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