【看護計画特集】血液・造血器疾患の看護計画

血液・造血疾患と聞くと難しく、ややこしそうなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。ですが、血液・造血疾患をきちんと習得しておくことは、他の診療科を学ぶにあたって重要です。

その理由は、血液や造血は全身の組織や臓器を動かす際に大きな影響を及ぼしているからです。

では、血液・造血疾患の看護計画についてお話ししていこうと思います。

血液・造血疾患患者の特徴は?

血液・造血疾患ときくとあなたはどのようなイメージを持つでしょうか?貧血や白血病といった病が頭に思い浮かぶ方が多いと思います。

血液や造血疾患は未だに、原因不明であることもあるため治療方法が解らない疾患もあります。そのため、生命の危機状態であったり、身体的・精神的な苦痛を与えるリスクのある疾患とも言えます。

そのため、患者に合った看護計画立てることが重要なのです。では、看護計画についてお話ししていこうと思います。

血液・造血疾患の看護過程

看護過程を行う上で、大切なのが情報収集です。この情報収集をきちんと行わなければ、この後行うアセスメントや看護計画を立案んすることが難しくなっていきます。

情報収集をきちんと、そして細かく行うことが大切です。では、例をあげて説明していこうと思います。

急性骨髄性白血病の患者さんの場合です。急性骨髄性白血病と聞けば生命の危機状態であるリスクが高いので肉体的な観察だけを行うイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、急性骨髄性白血病の場合、化学療法を長期にわたって行わなければいけないため、精神的な負担もはかりしれません。

ですので、肉体的な情報収集だけではなく、患者を取り巻く全ての情報を収集することが必要です。

例えば、現病歴だけではなく、既往歴、検査所見、治療方法、入院生活での制限、主観的・客観的の両側からの身体的な症状、精神状態、社会的面、嗜好品、日常生活動作です。

①白血球数減少:かかりやすく治りにくい感染症

②貧血:顔色の悪さ、動悸、息切れ、全身倦怠感、易疲労感

③血小板数減少:出血傾向(皮下、口腔、肛門、消化管、脳など)

④腫瘍細胞増殖:骨・関節痛、発熱、全身倦怠感、歯肉腫脹、全身の腫瘤など

引用:http://nurse-like.com/急性骨髄性白血病/

これらを踏まえたうえで次にアセスメントを行います。

次に行うのがアセスメント

アセスメントを行う上で大切なのが、今起きている問題は何か?そして、今後どのような問題が起こる可能性があるのか?を考えて問題点にすることです。

急性骨髄性白血病の患者さんの場合ですが、検査データによって易出血状態であったり、易感染状態であることが解ります。

また、化学療法をによる疼痛や貧血、発熱などを起こすだけではなく、それによって日常生活動作の低下や精神的な負担もあります。

この精神的な負担は時に絶望感になっる可能性も高いため、看護師は肉体的な看護だけでは精神的なケアも重視して行う必要があります。

患者をしっかり観察し、そしてアセスメントしなければいけません。

そして、最後に看護計画を行う

急性骨髄性白血病の患者さんの場合、腫瘍細胞を根絶させるために化学療法を長期にわたって行わなければいけない疾患です。また、リスクのある治療方法ですので、肉体的な負担だけではなく精神的な負担も与えます。

そして、生命の危機状態を招く可能性も高いですので、異常の早期発見と苦痛の緩和に努めなければいけません。こういったことを踏まえた上で、看護計画を立てる必要がります。

例えば、急性骨髄性白血病の患者さんの場合です。まずは、看護問題をあげます。「骨髄抑制による易感染状態」とした場合です。

C-Pでは、バイタル測定をはじめとする全身状態の観察、局所症状食事の状態、カテーテル穿刺部の状態、排便状態と肛門部の観察、化学療法による副作用、検査データは少なくとも観察しなければいけません。

次に、C-Pですが、発熱時はクーリングと、医師の指示のもと解熱剤の使用、環境整備、含嗽、保清、便秘時は下剤の使用などです。

そして、E-Pでは、部屋の外には基本的には出なこと、出る際にはマスクを着用すること、清潔の保持が必要であること、白血球が上昇するまでは食事制限があることなどを指導します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?血液・造血市疾患の看護計画を立案する際には、客観的・主観的な症状だけではなく、検査データも重視した上で計画を立てなければいけません。

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また、肉体的なケアだけではなく疾患や治療により精神的な苦痛を理解した上で看護を行うことが大切なのです。

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