老人看護|看護師用語集

看護師は、高齢者の看護について、老年看護学という領域で学びます。高齢者の看護では、疾患や障害に着目するだけでなく、加齢に伴う高齢者特有の現象も理解し、それを踏まえて看護にあたらなければなりません。

高齢社会

日本における65歳以上の高齢者の人口は、1994年には全人口の14%を超え、現在では約25%に達しています。さらに高齢化は加速的に進み、2035年には人口の3人に1人が65歳以上になるとみられています。また、医学の発達などにより寿命が伸び、総人口が減少する中で高齢者が増加することで、ますます日本は高齢化が進み、2060年には4人に1人が75歳以上の後期高齢者になると推定されています。

高齢化だけでなく少子化も進んでいる今、高齢者を介護・看護する人材は不足しており、核家族化に伴って家庭での介護者も不足しています。また、高齢社会を反映して膨らみ続ける国の医療費削減のためには、高齢者の寝たきり予防や健康管理など、予防的対策が必要であり、訪問看護や病院・介護施設での看護師の関わり方も重要になってきます。

引きこもりによるうつ病の予防や孤独化の防止、リハビリによる身体機能の維持・回復のため、デイサービス等の施設が利用できることを知らせるなど、社会資源の活用方法についての知識を提供し、必要に応じて他の専門職と連携したりすることも大切です。

加齢による変化

歳を積み重ねると、たとえ健康であっても、加齢による心身の変化は訪れます。加齢による影響は目に見えるものだけでなく、記憶力の低下や環境への適応能力の低下、定年退職などの伴う社会的生活の変化など、多岐に渡ります。

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高齢者には、長い間背負ってきた生活の歴史があります。その人の生きてきた時代背景・生活環境・家族背景・性格や生き様など、それぞれの高齢者が持つ個別性を捉え、その人がその人らしく生きるための看護が展開されなければなりません。そのためにも、一人ひとりのニードを把握し、QOLが向上するようケアしていくことが望まれます。

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