トリアージ|看護師用語集

トリアージとは、災害医療現場において、限られた人的資源・物的資源を最大限活用するため、負傷者を緊急度や重症度に応じて分類し、治療の優先順位を決定することです。
災害医療は、自然災害だけでなく、無差別殺人のような人的災害、放射能汚染や爆発のような極めて大きな事故など、通常通りの診療体制では対応不可能な状況のもとで行われる医療を指します。

トリアージタッグの示す意味

トリアージは一人につき数十秒から数分で行われ、意識・気道・呼吸・循環についての評価により、負傷者は4群に分けられます。トリアージの判定結果は、トリアージタッグに示された色によって判別され、搬送及び救命処置の優先順位は、高いものから赤・黄・緑・黒となります。これらの色は、国際的に共通しています。なお、原則としてトリアージタッグは右手首につけられます。

緑(軽症) :救急搬送の必要がない軽症なもの
黄(中等症):今すぐ命に関わる状態ではないが、医師による診察や処置が必要なもの
赤(重症) :生命の危険はあるが、救命の可能性があるもの
黒(死亡群):死亡、もしくは救命不可能なもの

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出典:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kyuukyuu/saigai/triage.html

トリアージの問題点

トリアージを行う者にとっては、命や重症度の選別を行うことへのストレスが大きく、また同じ判定の負傷者の間で治療の優先順位をつけるのが難しいなど、今後考えていかなければならない課題もあります。

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トリアージという言葉を聞くと、災害時の医療が思い浮かびますが、それ以外にも救急搬送や救急外来においてトリアージは活用されています。
病院において、緊急度および重症度を判定し、より緊急性の高い患者から優先的に医師の診察へ繋いでいく流れを作る看護師のことを、トリアージナースといいます。医師がスムーズに診察できるよう、患者の状態の観察や情報収集を行うことも、トリアージナースの重要な役割です。

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