医療ソーシャルワーカー|看護師用語集

医療ソーシャルワーカーは、保健・医療機関において、患者やその家族の抱える経済面・心理面・社会面における問題の解決や調整のサポートをし、患者の社会復帰の促進を図ります。医療ソーシャルワーカーは、社会福祉の視点で患者を支援していきます。

日本における医療ソーシャルワーカーの始まり

第二次世界大戦後、GHQ主導で保健所や療養所・病院に、結核蔓延への対応のため、医療ソーシャルワーカーが置かれるようになりました。
その活動は次第に民間病院にも広がっていき、医療ソーシャルワーカーは徐々に幅広い生活相談をするようになっていきました。戦後の混乱期もやがて落ち着き、時代の流れと共に生活習慣病や慢性疾患・高齢化社会に伴う社会的入院の増加など、新たな問題が生まれてきました。医療ソーシャルワーカーには、時代に合わせた柔軟な対応が求められます。

医療ソーシャルワーカーの業務とは

厚生労働省の「医療ソーシャルワーカー業務指針」によると、医療ソーシャルワーカーが担う業務は、患者の心理的・社会的問題の解決や調整援助、退院援助、社会復帰支援、経済的問題の解決や調整援助等、6つの項目が挙げられています。これらの業務を行う医療ソーシャルワーカーは、社会福祉・精神福祉・法律の知識など、幅広い見識が必要です。患者の社会復帰までの流れを見通す力や患者の相談に応じるためのコミュニケーション能力、他職種との調整能力などが発揮される仕事です。

医療ソーシャルワーカーの働く場所

医療ソーシャルワーカーは、病院や保健センター・在宅介護支援センター・知的障害者施設などで働いています。残念なことに、医療ソーシャルワーカーの社会的認知度は低く、何をする仕事なのか、どこで働いているのか、そもそも医療ソーシャルワーカーという言葉を聞いたことがないという人もいるなど、あまり知られていないのが現状です。患者の抱える問題は医療的側面に留まらず、経済面・社会面・精神面と多岐に渡るため、これらの問題に対して総合的な視野でアプローチしていく必要があります。医療と福祉をつなぐ存在として、医療ソーシャルワーカーの潜在的ニーズは高いといえます。

医療ソーシャルワーカーになるには

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医療ソーシャルワーカーになるには、特に資格は必要ありませんが、採用にあたって社会福祉や精神保健福祉士の資格取得者を条件としているところも多く、特に条件がない場合でも、働く上で社会福祉・精神福祉の知識が必要とされることから、多くの医療ソーシャルワーカーが社会福祉士や精神保健福祉士の専門教育を受け、資格を取得してから保健医療機関で働いています。

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